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内燃機関は、その構造上必ず摩擦熱を生じます。 最上級のオイルを使ったとしても、部品の表面を滑り易くして摩擦を減らせるのはある程度までで、エンジンの摩擦や抵抗を完全に無くすことはできません。 摩擦は熱を発生させ、この熱がエンジンにとって最大の敵となります。これは世界中どのような気候でも変わりません。 そこで、エンジンの冷却システムが開発されました。 エンジン内部で発生した熱を素早く、効率的に冷ましてくれるのが冷却システムなのです。 自動車の冷却システムの基本的な構造は、ラジエーター、補助ファン、ウォーターポンプ、サーモスタット、熱センサー、オーバーフロー・タンクが組み合わさってできています。 基本的な仕組みは、エンジンの最も熱くなる部分(シリンダーヘッドとバルブ)に水を通した後にその水をラジエーターに戻し、そこでエンジンの熱を奪って熱くなった水を外気にあてて再び冷やすというものです。 そして、システムが同じことを繰り返します。 ただし、あなたの車がドイツ車なら、空冷式なのでこれとは違います。 例えばポルシェやフォルクスワーゲンなどは空冷式を採用しています。
